こんにちは、こんばんは、おはようございます。製造部所属「M」と申します。
製造部ブログ第2回目となる今回は、1回目の始めにもありましたISOのことについて少しお話したいと思います。
そもそも「ISO」って何?
「ISO」って言葉、今までどこかで聞いたことあるのではないでしょうか?
目立つ場所に「ISO〇〇取得!!」など掲げている会社さんを目にしたことあるかと思います。
こんな感じ↓
スイスのジュネーブに本部を置く国際標準化機構(International Organization for Standardization)という非営利法人の名称で、この組織が定めた規格を「ISO規格」といいます。
一言で表すと「世界基準のモノサシ」と言われています。
私たちの身近な所でも、様々なものがISO規格として定められています。例えば銀行のキャッシュカードやクレジットカードは、世界共通で同じ大きさになっています。
そしてそんなISO規格は、食品製造の世界でも存在しています。
食品安全マネジメントシステムと呼ばれISOでは22000番台に位置しています。
ISO22000のことを語る上で「HACCP」は外せません。
HACCPって?
「Hazard Analysis Critical Control Point」の頭文字を取ったもので、日本語で訳すと
「危害要因分析重要管理点」と言います。
私たち人は、物を食べなければ生きていくことができません。それならなるべく安心安全なものを食べたいですよね。HACCPは
「食品の安全性に影響を及ぼす危害要因(Hazard)を管理し、それらの発生を予防するための一連のシステム」のことです。
危害要因とは?
言葉は何となく分かるけど具体的には何かというと
「命を脅かす危険性のあるもの」とされています。
例えば食中毒。ノロウイルス、病原大腸菌、カンピロバクター・・食品中には様々な危険性のある菌が存在しています。
さらに金属異物。ネジやガラス片、万が一飲み込んでしまったら・・・大変なことになってしまいます。
それらの食品危害を未然に防ぎ、管理していくシステムがHACCPになります。
もともとHACCPはアメリカのNASAによって考案されましたが、厚生労働省の定めるHACCPや都道府県の定めるHACCP、食品業界が定めるHACCPなどがありそれぞれ基準が異なります。HACCP取得してるから大丈夫!と思っていても国から認められたものでなければ効力はありません。
じゃあHACCPとISO22000の違いってどこにあるの?と思いますよね。
ISO22000は上にもある通り、国際標準化機構によって定められています。つまり
「世界に認められている安心安全な食品」ということです!!
そして私たち製造部も、3年間の年月をかけ2020年にISO22000を取得することができました!
長門牧場の乳製品たちが世界基準で安全だと証明されているのです!そう考えるとすごいことですよね。
ブログというよりレポートみたいになってしまいましたね笑
まだまだ書き足りないですが、長くなりそうなのでこの辺で。
これからも安心安全な商品を作っていきますのでよろしくお願いします!
ではまた(‘ω’)ノ