皆さんこんにちは!酪農部です〜〜。
突然ですが…
これは何だと思いますか?
重さは一個、約350〜400キロあります!
牧場ではあちらこちらに置いてあるので目にする機会も多いと思います。
今回酪農ブログでは、なかなか見ることができない
白く包まれた中身の正体と
これはどのようにできているのか紹介します!
早速ですが、この中身は…
草!
牛さんが大好きな草がぎっしりと詰まっています。
私達はこれを『ロール』と呼んでいます。
これは夏場に牧草を刈って、ロールにして冬場の草が少ない時期に牛さんたちにあげています。
ロールにする牧草地は55ヘクタール(1ヘクタール100m×100m)あります!
この広い牧草地を何回かに分けてロール作業していきます。
今回、今年最後の作業風景の写真が撮れたので皆さんにお見せしながら
『ロールができるまで』を紹介しますね(^o^)
工程
①草刈り→②反転→③集草→④草巻き→⑤ラッピング
①草刈り
さあ、始まりました草刈り作業です。
②反転
反転は、草を乾かすため表裏をひっくり返す作業です。
草が濡れたままロールにするとカビができる原因にもなります。
こちらも大事な作業です。
③集草
反転して乾いたら草を巻きやすくするために一列に集めます。
④草を巻く
ロールベーラーという重機を使ってロールの形にしていきます。
一通り巻かれると写真のようにコロンッと出てきます。
私はこの瞬間が好きです!笑
⑤ラッピング
ロールベーラーで巻かれた草をラッピングしていきます。
仮巻き、本巻で25周ずつ巻きます。
頑丈に巻くことでカラスに突かれても穴があきません!
これで完成です!
この作業を1箇所3日間くらいかけて行います。
簡単にはできないロール作り。
晴れの日が続かないとできない作業。
酪農部スタッフは常に【天気予報とにらめっこ】です!笑
ぜひ牧場にお越しいただいたら
スタッフの技とひと手間かけてできたロールを見つけてみてくださいね(^o^)
最後まで読んでいただきありがとうございました!